こんにちは!
このブログでは、建築のプロが住宅のギモンをやさしく解説しています。
今回のテーマは「エコ住宅の種類(基礎編)」です。
エコ住宅といっても、その形は一つではありません。今や一般のご家庭にも広く普及している4タイプを、最新のトレンドを交えてご紹介します!
1. パッシブハウス
発祥はドイツ。「高断熱・高気密」「太陽や風など自然エネルギーの最大活用」を徹底した、世界最高水準のエコ住宅です。
機械に頼らず自然の力で一年中快適な室温を保つため、冷暖房費が驚くほど抑えられるのが特長。日本でも専用の設計基準(PHJ認証)で建てる事例が増えています。
2. ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)
国策として普及が進む日本の代表的なエコ住宅。
「使うエネルギー≦創るエネルギー」を実現し、太陽光発電・高断熱・高効率設備が標準仕様。
今後は「GX志向型住宅」など新基準への移行も進み、ZEH水準はエコ住宅の“スタンダード”になりつつあります。
3. スマートハウス
IoTやITを駆使し、家庭内のエネルギーや家電を自動・最適にコントロールする次世代型住宅。
HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)や太陽光・蓄電池、AI搭載の最新家電も連携。
リモート操作や、災害時のエネルギー自立も大きな魅力です。
4. 長期優良住宅
“長く・快適に・安全に”住み続けることを目指した、国の認定住宅。
高耐震・高断熱・省エネ・劣化対策・バリアフリーなど厳しい基準をクリア。
「住宅ローン控除や補助金」「固定資産税減額」などの優遇も受けられる、安心のエコ住宅です。
いかがでしたか?
今回は、今すぐ検討しやすい“基礎的なエコ住宅”のタイプを紹介しました。
次回は、さらに進化する“新時代のエコ住宅”や、GX住宅・新しい基準の動向について解説します!
富山での家づくり・リフォームは、気候や生活スタイルに合った「最適なエコ住宅」を一緒に考えましょう。
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