こんにちは!
このブログでは、建築のプロが住宅のギモンをわかりやすく解説しています。
今回のテーマは「新時代のエコ住宅」。環境だけじゃなく、社会・技術・健康にまで広がる次世代の住宅をご紹介します。
1.エコビレッジ
地域単位で自然・社会を巻き込みながら持続可能な暮らしを実現するコミュニティ型住宅。
農やエネルギーを住民で分かち合う共助型の社会実験で、世界各地に普及しています。
英国のFindhornやドイツのZEGG、米国やカナダの事例では、再エネ設備・共同農園・通貨や市民銀行の導入も。
日本でも今後、注目される生活スタイルです。
2.リサイクル住宅(3Dプリント再生材利用)
再生プラスチックやコンクリート廃材を3Dプリンターで造形する住宅が実用化へ。
米国のAzure Printed Homesでは、1軒に10万本分の廃プラスチックを使用し、建築廃材ゼロを実現。
テキサス州Georgetownでは、Lavacrete材による100棟規模の住宅地も稼働中で、耐災害性能や建築高速性も確保されています。
3.バイオフィリックデザイン住宅
室内に樹木・緑壁・自然素材を取り込み、健康と幸福感を高める設計手法です。
2025年にはスマート空間と融合し、「自然+IT」型住宅が主流に。
植物や水場を屋内・外に取り込むことで、ストレス軽減・空気清浄・心身の調和を促進します。
いかがでしたか?
応用編は、既存住宅の省エネを超えた、社会性・技術性・健康の融合がキーワードです。
次回は、そんな未来のエコ住宅を取り入れるための「富山県、市町村の補助」をご紹介します!
アクスプランニングでは、富山県内でのエコ住宅化・応用住宅提案を進めています。
「こんな家を建ててみたい」「地域で取り組んでみたい」というアイデアがあれば、ぜひお気軽にご相談ください!