こんにちは、アクスプランニングです。
9月の記事では「リノベで新しい暮らし」をご紹介しました。
今回は「実際に動くとき、何から始めればいいか」を整理します。
中古住宅を買ってリノベするには、資金・物件・工事内容をそろえることが大切です。
ここでは一般的な流れをまとめます。実際の条件は物件や依頼先によって変わるので、必ず確認してください。
資金計画は「総額」と「予備費」から
まず総額を決めます。物件価格、諸費用、リノベ費用を合計して上限を設定します。
さらに10%前後の予備費を確保してください。想定外の補修や変更に備えるためです。
余った場合は家具や家電に回せば無駄になりません。
資金調達は早めに相談
中古+リノベはローンの組み方が重要です。
住宅ローンとリフォームローンを別にする方法もあれば、一体型でまとめる方法もあります。
金融機関によって条件が違うので、内見に行く前に相談しておくと安心です。
物件探しの基本
築年数よりも「直せるかどうか」で判断します。
構造や基礎がしっかりしていれば、間取りや設備はリノベで改善できます。
富山では雪の影響も大きいため、除雪のしやすさや日当たりも確認しましょう。
内見チェックのポイント
外回りから順番に確認します。
屋根・外壁・雨樋に傷みがないか。
基礎にひびや水染みがないか。
床のたわみ、建具の建て付け、カビや結露の跡はないか。
配管や電気容量が更新しやすいかも重要です。
最後に近隣の環境も見てください。騒音や交通量、除雪ルートは暮らしに直結します。
調査と見積で裏付けを
気になる物件は専門家のインスペクションを依頼しましょう。
劣化や雨漏りを確認してから計画すれば、工事後の後悔を防げます。
見積は図面と仕様を合わせてチェックし、「同じ言葉で同じ内容」を確認するのがコツです。
暮らしの優先順位を決める
間取りは家事のしやすさや家族の居場所から考えます。
性能面では断熱や窓の改善を先に行うと体感が大きく変わります。
収納は「戻す場所を決める」視点で配置してください。
まとめ
中古+リノベを成功させるには、資金・物件・リノベ内容をバランスよくそろえることが大切です。
資金は総額と予備費で安心を確保。物件は直せるかどうかで判断。内見は外回りから順にチェック。
一度に完璧を目指さなくても構いません。
小さな不便を解消していくだけで、暮らしは確実に変わっていきます。
季節や家族の変化に合わせて住まいを整える。
その積み重ねが長く愛せる家づくりにつながります。
あなたのリノベがよいものになりますように。
アクスプランニングのご紹介
アクスプランニングは、富山・高岡の暮らしに合わせた中古+リノベを一件ずつ丁寧に設計しています。
資金計画から物件の見極め、設計、施工、アフターまで安心してご相談いただけます。
「この家は直せるのかな」そんな段階からでも、どうぞ気軽にお声かけください。