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寒波の朝、窓がびっしょり──結露を放置すると何が起きるか

寒波の朝、窓がびっしょり──結露を放置すると何が起きるか

朝起きて、カーテンを開けたら、窓がびっしょり。

結露です。

拭いても拭いても、次の朝にはまた同じ。サッシの下に水たまり。カーテンの裾が濡れている。窓枠が黒ずんでいる。

寒波が来ると、結露がひどくなります。今年の1月は特に冷え込みが厳しく、富山でも朝の気温が氷点下近くまで下がる日が続いています。高岡の山あいなら、完全に氷点下。外が寒ければ寒いほど、結露はひどくなる。

結露を放置すると、カビが生えます。カビが生えると、健康被害が出ます。窓枠や壁が傷みます。家そのものが劣化していきます。

今回は、結露が起きる仕組みと、放置するリスク、そして今からできる対策をまとめました。

 

 

 

なぜ結露するのか──温度差と湿度

結露は、空気中の水蒸気が冷やされて水滴になる現象です。

冬の室内は、暖房で温められています。暖かい空気は、たくさんの水蒸気を含むことができます。ところが、窓ガラスやサッシは外気で冷やされているので、温度が低い。暖かい空気が冷たい窓に触れると、水蒸気が冷やされて水滴になります。これが結露です。

富山の冬は、湿度が高い。日本海側の気候で、降水日数が20日を超えます。雨や雪の日が多く、外の空気も湿っている。室内でも、炊事、入浴、洗濯物の室内干し。生活するだけで、どんどん湿気が出ます。

特に寒波の日は、外気温が急激に下がる。窓ガラスの温度も下がる。室内との温度差が大きくなるので、結露がひどくなります。朝起きたら、窓がびっしょり。これは、寒波の日の典型的な光景です。

築30年前後の家は、窓がアルミサッシに単板ガラス。アルミは熱を通しやすいので、外気温がそのまま伝わります。単板ガラスも同じ。1枚のガラスでは、断熱性能がほとんどありません。だから、結露しやすい。

結露を放置すると、何が起きるか

結露を放置すると、まずカビが生えます。

カビは、湿気と栄養があれば、どこでも生えます。窓枠、サッシの隙間、カーテンの裾、壁紙の裏。結露で濡れた場所は、カビの温床です。

カビが生えると、見た目が悪い。窓枠が黒ずむ。カーテンにシミができる。壁紙が剥がれる。でも、問題はそれだけではありません。

カビの胞子は、空気中を漂います。それを吸い込むと、アレルギーを起こすことがあります。鼻炎、喘息、皮膚炎。特に子どもや高齢者は、影響を受けやすい。冬場に咳が止まらない、鼻水が出る。原因は、カビかもしれません。

カビと一緒に増えるのが、ダニです。ダニもカビを餌にします。ダニの死骸やフンも、アレルギーの原因になります。布団やカーペットに潜んで、なかなか取れない。

窓枠や壁が傷むのも、深刻です。木製の窓枠なら、腐ります。壁紙の裏の石膏ボードも、水を吸うとボロボロになります。壁の内部までカビが広がると、リフォーム費用が数十万円から100万円以上かかることもあります。

結露を「ただの水滴」と思っていると、後で大変なことになります。

今すぐできる応急処置──拭く、換気する、除湿する

結露が出たら、まず拭く。これが基本です。

朝起きたら、窓を拭く。雑巾でも、スクイージーでも、何でもいい。窓ガラスだけでなく、サッシの溝も拭いてください。ここに水がたまると、カビが生えます。

毎朝拭くのは面倒ですが、カビが生えてからでは遅い。5分でいいので、習慣にしましょう。

次に、換気。窓を開けて、空気を入れ替えます。

冬に窓を開けるのは寒いですが、換気しないと湿気がこもります。1日に2〜3回、5〜10分ずつ開ければ十分。料理をした後、お風呂に入った後、洗濯物を干した後。湿気が出るタイミングで換気するのが効果的です。

富山の冬は、外の空気も湿っています。でも、室内よりはマシ。換気すれば、湿度は下がります。

除湿機を使うのも有効です。結露がひどい部屋に置いておけば、湿度を40〜50%に保てます。電気代は1日50〜100円程度。カビが生えてリフォームするよりは、ずっと安い。

洗濯物の室内干しも、結露の原因です。できれば浴室乾燥機を使うか、換気扇を回しながら干してください。リビングに干すと、どうしても湿度が上がります。

根本的な対策──内窓、換気システム、断熱

応急処置では、結露は止まりません。

根本的に解決するには、窓の断熱性能を上げる必要があります。

一番効果的なのは、内窓の設置です。既存の窓の内側に、もう一枚窓を追加する。樹脂サッシに複層ガラスの内窓なら、断熱性能が約2〜3倍になります。窓ガラスの温度が上がるので、結露が大幅に減ります。

費用は、1窓あたり8〜15万円。工事は半日〜1日。リビングや寝室など、結露がひどい部屋の窓から始めるのが現実的です。富山県の補助金が使えることもあるので、工事前に確認しましょう。

24時間換気システムも有効です。2003年以降に建てられた家には、24時間換気システムが義務付けられています。これを止めている人がいますが、絶対に止めないでください。換気システムは、常に新鮮な空気を取り込んで、湿気を外に出します。止めると、室内の湿度が上がって、結露がひどくなります。

築年数が古い家で、24時間換気システムがない場合は、後付けで設置することもできます。費用は30〜50万円程度。壁に穴を開けて、換気扇とダクトを取り付ける工事です。

床下や壁の断熱改修も、結露対策に効果があります。家全体の断熱性能を上げれば、室温が安定し、窓との温度差が小さくなります。ただし、大がかりな工事になるので、リノベーションのタイミングで検討するのが現実的です。

冬と結露──立地で差が出る

海沿いの家は、湿度が高い。富山湾からの風が湿気を運んでくるので、結露が出やすい。塩害もあるので、アルミサッシが劣化しやすく、ゴムパッキンも硬化しやすい。窓の気密性が落ちると、すきま風も入ってきます。

山あいの家は、気温が低い。外気温が氷点下になると、窓ガラスの温度も氷点下近くまで下がります。室内との温度差が大きいので、結露が激しい。朝起きたら、窓が凍っていることもあります。

平野部の家は、比較的温暖ですが、それでも結露は出ます。特に築30年前後の家は、窓の断熱性能が低いので、冬場の結露は避けられません。

どの立地でも共通しているのは、富山の冬は湿度が高いということ。結露対策は、どの家でも必要です。

寒波が来る前に──今年の冬を乗り切る

寒波は、突然やってきます。

天気予報で「寒気が流れ込む」「最低気温が氷点下」と聞いたら、その日の夜は結露がひどくなると思ってください。

寒波の日は、就寝前に換気してください。室内の湿度を下がります。寝る前に、除湿機をつけておくのも有効です。

朝起きたら、すぐに窓を拭く。サッシの溝も忘れずに。カビが生える前に、水分を取り除く。これを習慣にすれば、被害は最小限に抑えられます。

内窓の設置は、今からでも間に合います。工事は半日〜1日で終わるので、寒波が来る前に対策できます。見積もりは無料の業者が多いので、まずは相談してみましょう。

まとめ──結露は放置しない

窓の結露は、ただの水滴ではありません。

放置すると、カビが生えます。カビが生えると、健康被害が出ます。窓枠や壁が傷みます。リフォーム費用が100万円以上かかることもあります。

今すぐできる対策は、拭く、換気する、除湿する。根本的な対策は、内窓の設置、換気システムの活用、断熱改修です。

富山・高岡の冬は、湿度が高く、外気温が低い。結露が出やすい環境です。寒波が来ると、さらにひどくなります。

毎朝窓を拭くのは面倒ですが、カビが生えてからでは遅い。今年の冬は、結露対策を徹底しましょう。

アクスプランニングは、富山・高岡エリアでの内窓設置、換気システム改修に対応しています。現地調査、お見積りは無料です。結露にお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。

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