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オール電化住宅の災害時の備え

オール電化住宅の災害時の備え

1月も下旬になりましたがいかがお過ごしでしょうか。

この冬はコロナ禍が続いていることもあり、家でゆっくりと

すごされている方も多いと思います。

そこで、今回は家でいる機会が多いからこそできる災害への心構えについて

考えてみたいと思います。

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皆様のお宅はライフラインが整っていますか。ここで言うライフラインとは

「生活に必須の設備や機能」= 電気やガス水道、インターネットのことです。

 

 

例えば今の新築住宅やリフォームをされた方はオール電化住宅の方が多くいらっしゃいます。

もし台風や地震などによる災害に見舞われた際、家内の熱源が電気のみなら・・・不安ですよね。

まず不安を解消する策として、

・予備熱源にカセットコンロや蓄電地を用意しておく⇒これは主に停電などによる短期間のライフライン

停止による利用が考えられます。

 

では、災害のような混乱した中でライフラインが断たれた時、電気とガスと水道ではどれが一番早く復旧するのでしょうか?

ライフラインは【電気 → 水道 → ガス】の順にて復旧していくと言われています。

そして、復旧の日数は

<阪神大震災>

【電気】:約1週間

【水道】:約1か月

【ガス】:約3ヶ月(都市ガス)

※兵庫県HP「阪神・淡路大震災の支援・復旧状況」より

<熊本地震>

【電気】:約5日

【ガス】:約15日

※熊本県HP「平成28年熊本地震への対応(下)」より

このようにライフラインは復旧の早さや二次災害など様々な問題が出てきます。

災害の地域や規模にもよりますが、電気・ガス・水道の3つの中では電気がより早く復旧したという実例が多く

オール電化住宅の方が防災におけるリスクは少ないのではないかと思います。

また震災の際は水道の復旧には、給水車等の支援もあると思われますが、“水”の確保はに大変だと聞きます。

エコキュートは、前もって夜のうちにお湯や熱を貯めておくため、停電したからといってすぐに使えなくなることはありません。

貯水タンクに貯めおいたお湯を非常用水として使うことができオール電化では災害時でも一定量のお湯を確保できるというメリットもあります。

 

 

今回はオール電化住宅についての備えの話をしましたが、ガス併用の暮らしもライフラインが使えなくなった時へのリスク分散や

初期投資(イニシャルコスト)や火力が強いガスとして選ばれる要素になっています。

どういったライフスタイルを送るのかはご家庭によって違うため、自宅のライフラインは暮らし方に合うかどうかを考えた上で選択

できるので選択肢の中の1つにライフラインへの備えの参考にしていただければと思います。

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